こんにちは、ロルファーの長島です。今週はシニアヨガのインストラクター講習会で高齢者の解剖生理学パートを担当してきました。
台風で一回日程が流れた講座でしたので、実施できて本当に良かった!
ほぼ一日かけて解説していく内容としては、通常のヨガインストラクター向けの解剖学講座の内容よりも医療寄りのものになりました。高齢者の身体状況、疾患や骨折、骨盤底のことの他にも、「適度な」運動が実際どの程度のものになるか、といった内容です。
解剖生理学、というと座学になりがちなので、体を使って実感が伴う授業になるよう注意しています。
何せ、シニアヨガのレッスンを行う側の人たちが生徒です。
生徒さんたちは、若い人から中高年まで幅が広いです。
話してみた印象としては、レッスンの対象になる人の体のあり方について、自分自身とのギャップが大きく、あまり高齢者の体の動作などに想像が及ばないようでした。
そのため、今回は擬似的に高齢者の姿勢、歩行を体験してみる、というワークを一緒に行なってみました。様々な医療情報などをまとめて提供しましたが、こうした体験的なものが一番反応が良かったようです。
高齢者の歩行の特徴として、
進むスピードが落ち、
歩幅が短くなり、
ピッチが遅くなり(ケイデンスが低い)、
左右に重心の移動が多い(「歩隔」が大きい)、という面があります。
一方で、そもそも体にとって適切な歩行の仕方が、無意識に行なっている人が大半でもありますので、自分の歩きのあり方に少し向き合っていただきながら、一方で高齢者の歩行を真似してみて、体のどういったところに負荷がかかったり、違和感を生じたりするか、といったことに「気づく」ことをテーマにしました。
こうしたワークを行なってみると、自身で感じることをアウトプットすることが得意な人がいて、ブレインストーミングをしているオフィスのように、いい意味で混沌としたエネルギーがでて活性化した空間になりました。
お一人お一人のフィードバックは素晴らしいものでした。授業がより楽しく、実のあるものになるよう今後も頑張ります。
長島
